プログラマー VTuber 衣亥栖ティオのちょっとした話

Youtubeに投稿したプログラミング学習動画の補足説明をするためのブログです。

プログラマーへの道 #60 の補足説明

こんにちは、プログラマーVTuberの衣亥栖ティオです。
今回は以下の動画の補足説明をします。 動画内で実装したソースコードも載せています。


今回の動画で実装したソースコード

https://github.com/tio-iis/sample-backend-server/blob/94d42cb2d03fd53ce29669789442a721ef0ca466/main.go

バックエンドサーバについて

動画ではバックエンドサーバを実装して、curl でサーバにアクセスしてみました。 curl でのアクセスに対してバックエンドサーバは "hello" などの値を出力しています。 "何かしらのアクセスに対して、何かしらの応答を返す" という働きがバックエンドサーバの基本となります。 これをメモ帳アプリに応用すると、"このメモを登録して" というアクセスに対して "登録しました" という応答を返すことができたりします。

curl について

動画内では curl を利用してバックエンドサーバにアクセス(動作確認)をしました。 curl というコマンドはHTTPリクエストを送信するためのコマンドです。 今までの動画ではHTTPという仕組みについて紹介していなかったので、単に "バックエンドサーバにアクセスするために利用するコマンド" という紹介をしています。 HTTPという仕組みを紹介する際にcurlについても説明しようと思っています。

PuTTyの画面を2つ開いた理由

バックエンドサーバを起動する際に "go run main.go" というコマンドを実行するのですが、 バックエンドサーバは起動すると常に動き続けている関係上、curl コマンドを実行できません。 curl コマンドを実行するために PuTTy を別で開きました。

count という変数と生存期間について

動画内では以下の count という変数をインクリメントすることで、バックエンドサーバが値を保持できることを説明しました。 https://github.com/tio-iis/sample-backend-server/blob/94d42cb2d03fd53ce29669789442a721ef0ca466/main.go#L8

この値をメモ帳アプリのメモに置き換えることで、メモ帳アプリでユーザーが入力したメモをバックエンドサーバに保存することができます。 しかし、こうして保存したメモもバックエンドサーバを停止させてしまうと消えてしまいます。 そのため、一般的なWebサービスではDB(データベース)というものを利用してユーザーの入力情報が消えないようにしています。 DBはそれ自体複雑なものなので、動画で取り上げるのは少しあとになりそうです。