プログラマー VTuber 衣亥栖ティオのちょっとした話

Youtubeに投稿したプログラミング学習動画の補足説明をするためのブログです。

プログラマーへの道 #152 の補足説明

こんにちは、プログラマーVTuberの衣亥栖ティオです。 この記事はYouTubeに投稿した動画の補足ブログです。

投稿した動画

今回は以下の動画の補足説明をします。


GitHub のURL

私のGitHubは以下です。
https://github.com/tio-iis

Gist のURL

私のGitst(メモ書きみたいなもの)のURLは以下です。
https://gist.github.com/tio-iis

今回の動画で実装したソースコード

今回の動画にソースコードはありません。

補足内容

レンタルサーバVPSの具体例について

レンタルサーバは以下です。
https://rs.sakura.ad.jp/

VPSは以下です。
https://vps.sakura.ad.jp/

Amazon Web Serviceのシェアについて

以下によると世界1位となっています。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2206/10/news084.html

Web系だと大体AWSGCP(Google Cloud Platform)を利用していますね。 どちらも似たようなものなので、(キャッチアップは必要なものの)どちらか一方が使えれば業務でも困ることはないと思います。

Web系IT企業のクラウドサービス利用事情について

Web系IT企業のクラウドサービス利用は現在とても一般的なものになっています。 クラウドサービスを利用していない企業を探す方が難しいくらいです。

しかし、動画内でも言及した通り、一部の大手企業はクラウドサービスを利用していません。 クラウドサービスを利用しないメリットとしては、以下があると思います。

  1. クラウドサービスを利用するよりも費用が安い。
  2. クラウドサービスでは用意できない特殊なサーバを用意することができる。

なので、一概にクラウドサービスが良いとは言えず、その会社の戦略次第なところがあります。

以下はDeNAさんの記事になりますが、オンプレ(自分たちでサーバを購入する方法)からクラウドサービス利用に移行したというものです。 当時3000台のサーバを自社で保持していながら、クラウドサービスに移行したというなかなか聞けない話だと思うので、 ぜひ読んでみてください。
https://fullswing.dena.com/archives/7425

AWSの利用費用について

AWSの利用費用は従量課金制であり、何をどのくらい利用したかで費用が決まります。

例えばCPU2コア、メモリ8GBのサーバを利用する場合、1時間あたりの費用は0.099 USDです。 1ドル130円だとすると、12円ですね。 1時間サーバを動かすのに必要な費用が12円というのは、とても安いように思えますね。 個人で土日にサーバを利用して勉強するだけであれば、かなり安く済みそうです。

ただ、実際にWebサービスを運用する場合、サーバは24時間365日動くので、 CPU2コア、メモリ8GBのサーバ1台を1年間動かすのにかかる費用は 12円 * 24 hours * 365 days = 105,120円になります。

人気のWebサービスになるとサーバが1台では足りませんし、CPU, メモリのスペックもある程度高くないといけません。 仮に100台のサーバが必要であり、サーバ1台あたりのCPU, メモリのスペックもそれなりに高くなると・・・・実は年間で数千万、数億という費用がかかります。 クラウドサービスって意外と高いんですよね。

個人の勉強でも利用方法を間違うと多額の費用を請求されてしまいます。 利用には注意ですね。
https://qiita.com/mochizukikotaro/items/a0e98ff0063a77e7b694

AWSの無料枠の規約について

以下にあります。
https://d1.awsstatic.com/legal/AWSFreeTierTerms/AWS%20Free%20Tier%20terms%20-%20JAPANESE%20%20(2018-08-14)%20UPDATED.pdf

AWSではできないこと

動画内で「AWSでできないことはほとんどない」と言及しましたが、 あくまで「ほとんど」なだけで、できないこと(他のクラウドサービスには存在するけど、AWSには存在しない機能)はあります。

一番分かりやすいのは"強整合性を持ち、Writeがスケールするフルマネージドな分散型DB"です。 GCPには Spanner という機能(サービス)がありますが、AWSにはありません。

AWS, GCPはそれぞれ似たようなサービスを持っているので、どちらを使っても良いのですが、細かいところで違いがあるので、 エンジニアとしてはどちらのクラウドを利用するかを適切に選択できるようになると良いと思います。